覚悟を決めて! 子宮筋腫の手術

とうとう、入院、手術の日が来ました。


入院の準備をしながら

1日、1日とため息も増え

なんとも言えない気持ちがぐるぐると。

 

そりゃあ

この先、妊娠、出産は無いけどさぁー。

 

は〜〜。

覚悟を決めなきゃ。

 


手続きを済ませ、病棟にあがります。
身長、体重を測って病室に案内されました。

 

入院治療計画書の説明を受けたり

薬の説明を受けたり

何かと忙しい。

 

おへその掃除をして

シャワーを浴びて

着々と明日の手術に備えていきます。

 

食事は消化の良い食事ということで、『低残渣食』になってました。

これは、野菜などの食物繊維が少ない食事なんですね。


後は、下剤を飲んで

お腹の中をきれいにします。

 

午後から長女が面会に。

職業柄、興味深々です。

私のモヤモヤ感を笑顔で聞きながら、一言。


『術後の方が大変だよ』


おっしゃる通りです。新米看護師さん!

 

 

手術当日

 

朝から絶食し、手術着に着替え、弾性ストッキングも着用してスタンバイ。


家族も11時までには来て下さいね、と言われていたので、

旦那さまが10時過ぎに到着。


手術の時間はまだわからなくて
なんだか落ち着かない、、、

 

12時過ぎにお呼びがかかり、手術室へ。


旦那さまと入り口で別れ

ここからは一人。


テキパキと進める看護師さんに促がされて、手術台に乗ります。

 

まずは背中から硬膜外麻酔の注射をします。

海老のように腰を丸めて、注射をするんですが、鈍い痛みが走ります。

イメージは鍼治療のような感じかなぁ。


その間、点滴からも麻酔が入り、あっと言う間に意識が朦朧としてきました。

 


なんと無く、遠いところから
「手術が終わりましたよ」と言う声が聞こえて来たような来ないような。


気づくとベッドの上。

 

まだ麻酔も効いているから

うつらうつら。


あー、手術が終わったんだ

 

そしてまた眠りにつく

 

手術が終わった夜の長いこと

 

痛み止めの点滴も追加され、一晩中点滴。


右脇からお腹の中の排出液を出すドレーンがあり、背中には硬膜外麻酔の管があるので、横を向いても、仰向けになっても身体の置き所が無い感じ。

鉛のように重たい身体。

 
やたらと喉が痛く、痰が絡む。


手術の時の挿管の影響だね。


咳払いすると、傷口に響いて痛いし。
ひたすら、ティシュで拭い取ってました。


30分毎に目が覚め、まだこんな時間だぁの繰り返し。こんなにも早く朝が来て欲しいと思ったことは無いんじゃないかなぁ。

 

もう手術はしたく無いよーなんて思っていると、長女の一言が頭をよぎる。

 

『術後が大変なんだよ』

 

その通りでした(泣)